FUJIFILM TIARAU



作例写真へ

このカメラはたしか10年くらい前に発売された。
このカメラを始めて見たときはその小ささに感激した
定価は35,000円、発売して間もなく手にした。たしか29,800円であった。
ボディは見たとおり、アルミ製で手に取ると冷たくとても高
級感がある。値段の割には大満足だった。おもに記念撮
影用でISO400のネガフイルムを入れて使った。このとき、
このカメラにリバーサルフイルムを入れようとは思いもよら
なかった。一年ちょっと後、改良型の二型が発売された。
一番気に入らなかった三脚穴を利用したストラップが改良
され写真のようにストラップ金具が付いた。これはかなり使
いやすい。

このTIARAでは、一型と二型がある。
写真は二型である。改良された点はストラップの取り付け
金具の追加、フラッシュ制御の向上、生産国がJAPANから
INDONESIAに。

とても小さく、いつも持っていられる。写りは想像以上にいい。記念写真用のネガフイルムだけではもったいない。リバーサルフイルムにも十分耐えられる。
不満は必ず光るフラッシュ。しかし、設定で止められるが一度スイッチをオフにするともう一度設定しなければならない。このカメラは他のフジのコンパクトと同じようにフイルムがドロップローディングである。これは中々信頼が出来て
とても便利である。
このカメラの値段は絶対に安いと思う。手に持つと高級感
があり、ずっしりと重い。やはり金属製はいい。
リコーGR-1が出るまでは、ほとんどの撮影旅行に持ち歩いた。