FUJIFILM KLASSE




このカメラが発売されのは2001年3月。すでに高級コンパクトカメラブームも落ち着いた時期である。他社の高級コンパクトが100,000円を超える価格設定が多い中、77,000円で発売された。カメラ店に行き早速、持ってみるとやはり他とは違う。たしかに普通のコンパクトカメラと比べると作りはいいが、他がチタンを使いがっしりとしているボディの中、少しだけやわらかい感じがする。カタログには、ボディはアルミとマグネシウム合金と書いてある。
レンズは38mm f2.6と他社より少しだけ明るい。
28mmレンズコンパクトを多用している中、38mmは望遠に感じる。
ブラックとシルバーボディの二種類がある。ブラックは、1500円高い。これは、昔の一眼レフの価格設定を彷彿させる。なんとなく、うれしくなる。
しばらくしてから、ブラックのボディを手に入れた。
スイッチを入れると、すばやくレンズが飛び出る。素早い動きで気持ちがいい。細かい設定はほとんどできる。不満はない。ストラップ取り付け金具はは左右二ヶ所にある。ちょっと大柄なボディは左右二ヶ所吊りのストラップを取り付けかっこよく首から下げられそうだ。
唯一の不満は、露出補正の方法。とても分かりづらく、説明書をみないと分からない。しばらくして、次に使うときには露出補正の仕方を忘れてしまい困ったことか何度も。
しかし、この問題は最近発売した、ニュークラッセで解決したようだ。距離設定ダイヤルが、露出補正ダイヤルに変更
なった。大賛成である。早く欲しいが、もう少し値段が下がるまで待つことにする。
このカメラの画質は魅力的だ。くわしくは作例写真にてレポートいたしました。